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漫画

ゾイドバトルコミック【全1巻 著:たかや健二ほか 初版発行:1988.2.2】
漫画化された『ゾイドバトルストーリー』1巻と2巻の主要エピソードを収録した書籍。(小学館スペシャル13)
メインはたかや健二の『ゼネバスの逆襲』『トビーの戦い』。
小学館の雑誌にそれぞれ読みきりで掲載された田中てつおの『ロイ・ジー・トーマス物語』、
石川森彦の『ゴジュラス王者伝説』も掲載されている。
例えて言うなら老けたブ○イト・ノア…と言えなくもない外見のヘリック二世大統領。
顎から頬までたっぷりとひげをたたえたゼネバス皇帝、ダニー・ダンカン将軍、フロスト中佐等、
『バトルストーリー』には肖像画が登場しないキャラクターも含めて、
そのビジュアルによって少年達にゾイドシリーズについての鮮烈なイメージを植え付けた。
裏表紙は、ゾイドバトルストーリー1巻と2巻の広告、3巻刊行告知。
巨大パラボラアンテナを背負ったデスザウラーの写真が目立っていた。
全240Pで、当時の定価は380円だった。


特攻!!ゾイド少年隊【全2巻 著:青木たかお 初版発行:1989.6.25】
いわゆる旧ゾイド時代にコロコロコミックで連載されていたゾイド漫画。
「共和国ゾイド少年隊」「帝国軍ゾイド少年隊」が出てくるが、舞台は連載当時の日本。
TOMY本社にあるスーパーコンピューターに改造ゾイドとプレイヤーの少年のデータを入力、
スクリーン上で戦うというお約束のシミュレーションバトル物である。
敵も味方も、ゾイドはシミュレーション上とはいえ実際にボロボロになる描写あり。
TOMY本社には商品開発の為に実物大のゾイドが置いてあるという設定が有名である。


機獣新世紀ZOIDS【全5巻 著:上山道郎 初版発行:1999.12.25】
アニメ無印と同時期に連載されていたゾイド漫画。
惑星Ziの少年バンが謎の少女フィーネともに旅に出るというストーリーで
設定や登場人物こそアニメ無印とほぼ同じだがストーリー展開は1話を除き漫画オリジナル。
特にゾイドは町全体が超巨大ゾイドのオルーガやアーバインが乗る龍型ゾイド
ステルスドラゴンなど魅力的なオリジナルゾイドが多数登場する。
物語がこれからというときに編集部との軋轢により打ち切りになってしまい、
多くの伏線がそのままになってしまったのが残念。
しかし上山道郎氏もあの終わり方のままでは悔いが残るらしくHP上で5巻のストーリーの続きを連載中である。


ZOIDSバトルカード戦士 コマンダーTERU【全2巻 著:溝渕誠 初版発行:2001.3.25】
小学館別冊コロコロコミック連載のゾイド漫画
ゾイド好きの少年テルがバトルカードを手にして戦士から戦略家(コマンダー)へと
レベルアップしていくストーリー。
ストーリーはまさに王道を行っているが、ゾイドはなかなか良く描かれている。
ただし、ルールが厳密に再現されているとはいいがたい部分もあるらしい。
現に単行本全2巻中にはパイロットカードを使う描写が出てこない。
スパイカーとギルベイダーの対決が見られるのはコマンダーTERUだけ!(笑)


ゾイドバトラー雷牙【全3巻 著:帯ひろし 初版発行:2001.6.25】
「小学四年生」「小学五年生」に連載されていたゾイド改造の漫画。
富井ジムに入門したゾイド好きの少年・雷牙 剣(らいが けん)が、
この手のプラモ改造漫画ではお約束の”バーチャバトル”を繰り広げる。


ZOIDS惑星(プラネット)Zi【全3巻 著:塩崎雄二 初版発行:2002.6.28】
小学館コロコロコミック連載のゾイド漫画。
上山道郎「機獣新世紀ZOIDS」の後を受ける形でスタート。
救難信号を聞きつけて惑星Ziに降り立った地球人の少年クーゴの冒険を描く。
最初はケーニッヒウルフが主人公ゾイドだったが、途中からBLOXとキメラの
対決ストーリーに。登場人物は西遊記がモチーフ。
ゾイド板では、コピーしたコマが目立つなどの理由で当初不評だった。


鉄魂!! 〜ZOIDS核闘技〜【全3巻 著:溝渕誠 初版発行:2004.2.25】
小学館コロコロコミック連載のゾイド漫画。
現代日本を舞台にしたゾイドの製作・改造バトル漫画である。
熱血野球少年だった鉄魂(てっこん)が、コマンダーOによって
魂のぶつかり合い・ゾイド核闘技(コアバトル)の世界に導かれ、
ZCBメジャーリーグの頂点を目指して仲間とともに戦っていく。
「スミ入れ」「塗装」「ジオラマ作成」といったノウハウを学べる漫画として
始まったようだが、次第に新製品の紹介が主となってゆき、改造ゾイドは
あまり登場しない展開になった。最終的には1/1スケールのゾイドが登場し
“リアルゾイドバトル”という競技展開の始まりを予感させて終わっている。


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