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バトルストーリー系

HISTORY OF ZOIDS【全1巻 出版社:トミー 著:末吉正三 初版発行:1985.9.30】
旧ゾイド時代に発行されていた書籍。中央大陸統一までの道程や
ヘリック2世・ガイロスの確執など中央大陸戦争の前史とも言うべき物語が掲載されていた。
また、風族や地底族など統一以前の民族といった設定関係も載っている。
この本がなければ現在まで連綿と続くバトルストーリーもなかったといっても過言ではない。
ちなみに挿絵は戦記漫画で有名な小林源文氏が担当している。
なおこの書籍は通販のみだったため手に入れた人は少ない幻の本となっている。


メカ生体ゾイド 戦闘機械獣のすべて【全1巻 初版発行:1986.4.10】
旧バトルストーリー以前に発売されていた書籍。
中央大陸の地名、民族の名前など惑星Ziの設定が豊富に掲載されている。
また中央大陸戦争初期の戦いである「アルダンヌの戦い」が載っているのもこの書籍。


ゾイドバトルストーリー【全4巻 初版発行:1987.1.10】
新・ゾイドバトルストーリー【全1巻 初版発行:1990.4.9】

かつて小学館から発行されていた書籍。ゾイドの物語展開が語られている。
1〜4巻+「新〜」の全5巻が存在する。これは基本的に学年誌に掲載された
ディオラマ写真を編集したものだが、ゾイドの戦闘場面以外に、共和国軍と
帝国軍それぞれに属する人間にまつわるドラマを軸に戦局が語られるという
形式は読者に大人の雰囲気を感じさせるものであった。
実際にキットを切断した内部図解や大胆な改造ゾイドも魅力のひとつである。
(俗に”旧バトスト”と呼ばれるが、現在の「ゾイド公式ファンブック」に
収録されているフォトストーリーも、かつての物語を引き継いだ形となっている
ためにゾイドバトルストーリーと呼ばれている)。
→バトルストーリーサブタイトルリスト


機獣新世紀ゾイド公式ファンブック【1〜4巻 初版発行:2000.3.20】
小学館から発行された旧バトルストーリーの続編とも言うべき書籍。
旧バトストと同じくゾイドのディオラマ写真を中心に物語が展開されていく。
旧バトストと違うのは一巻ごとに主人公がほぼ固定されており、
その主人公を軸に物語が進んでいくことである。
3巻以降長らく続刊が出なかったが、2004年1月、ついに4巻が発売された。
内容は先に発売されたゾイドコアボックス付属の「プロイツェンの反逆」とほぼ同じだが、
大統領脱出のエピソードなどが追加されている。
→公式ファンブックサブタイトルリスト


ゾイドコアボックス【発売日:2003.10.24】
完全復刻のゾイドバトルストーリー全4巻+新ゾイドバトルストーリー1巻を含む
1万セット限定の商品。上記の他、パッケージまで再現した完全復刻のマンモスのキット、
ゾイド世界の設定を記録したゾイドバイブル、旧ゾイド時代のCMなど貴重な映像を記録したDVD、
共和国、両帝国の紋章を再現したピンズ、そして完全書下ろしのファンブックの実質的続編である
プロイツェンの反逆がセットとなっている。


機獣新世紀バトルストーリー THE AVENGE OF PROITZEN(プロイツェンの反逆)
ゾイドコアボックスに付属した、『ゾイド公式ファンブック3』の実質上の続編。
ガイロス帝国摂政にしてゼネバス帝国皇帝の息子ギュンター・プロイツェンの演出した
壮大な復讐劇と、それに配役されたヘリック共和国軍とガイロス帝国国防軍が暗黒大陸
ニクスで激突した戦闘が描かれている。記録されているのはZAC2101年8月から
ZAC2102年1月、鉄竜騎兵団の中央大陸侵攻まで。
→公式ファンブックサブタイトルリスト


その他書籍

ゾイドバトルワールド【全1巻 初版発行:2000.5.23】
小学館から発行されているムック。
アニメゾイド第1話〜第41話(G.F.編)「悪魔の迷宮」までを
ダイジェストで再現したジオラマ風フォトストーリーをメインに、
改造ゾイド数種、ディバイソンまで網羅された商品紹介、短編漫画2本
(『改造ジェノザウラーの襲撃』『たたかえ!ブレードライガーSP』。
どちらも作者は三鷹公一)が収録されている。
ブレードライガーとジェノザウラー用のカスタマイズステッカー付き。


ゾイドカスタマイズステッカー【全1巻 初版発行:2000.9.1】
副題は「丸ごとシールブック」。
ゾイドをデコレーションするステッカーが多く収録されているメモ帳大のブックレット。
ブレードライガー、ジェノブレイカー、ライトニングサイクス、ハンマーヘッド、ディバイソン
用ステッカーの他、各種CP用ステッカーも収録。
その他にも様々なステッカーがついている。
ちなみにこれでしか紹介されていない改造ゾイドもある。元は学年誌の改造ゾイドらしい。


ゾイド改造マニュアル【全1巻 初版発行:2001.9.1】
小学館から発行されている、改造ゾイドが掲載されたムック。
小学館学年誌に登場した無茶な武装搭載の改造作例や、
ゾイドアイドル、略してゾイドルなど訳のわからない記事も載っているが
改造テクニック紹介や、あのケンタウロスが再現された作例もあったりする。


雑誌関係

コロコロコミック【発売日:毎月15日】
小学生向けの漫画雑誌。ホビー関係の記事が豊富で、
大ヒットを飛ばした玩具の大部分はコロコロが取り上げたためといっても
過言ではないほど小学生への影響力は絶大。
ゾイドは旧ゾイド時代から取り上げており、様々な作例が掲載されていた。
ゾイド休止を経てゾイドが復活した当初はバトルストーリーが掲載されていたが、
ギガ以降はストーリーがキットに付属されたためか
記事は新製品と改造ゾイドの紹介にシフトしているようだ。
なおゾイド漫画が掲載されているのもこの雑誌である。


学年誌
いわゆる小学〇年生(〇内は1〜6)。
旧ゾイド時代、バトルストーリーはこれらに連載されていたが
学年誌ごとにそれぞれ独自のストーリー展開をしており、一部で有名な槍持ちデッドボーダーや
隕石衝突などは学年誌のみのオリジナルであり、
いわゆる旧バトルストーリーはそれぞれの学年誌のストーリーを編集したものである。
また変なゾイドの作例も多く、新バトストに載っているマグネゴジュラスやマッドジェットなど
珍妙な改造ゾイド群は学年誌に掲載された物である。
アニメによるゾイド復活以後は改造ゾイド紹介がメインで
「ゾイド改造マニュアル」に載っている改造ゾイドの幾つかは学年誌が最初である。


Hobby Japan【発行:ホビージャパン 発売日:毎月25日】
古参の模型雑誌。旧ゾイド時代は様々な作例を載せていた。
また(正確には別冊だが)「ゾイド・オリジナルストーリーZ-KNIGHT BATTLES」という
アニメ/0の元ネタのような連載をしていたこともある。
アニメ放映によるゾイド復活以後も様々な作例やコンテストを誌上で行っており
幾つかの作例やコンテスト上位者はバトルカードになった物もある。
アニメ終了以後はほぼ新製品の紹介にとどまり、ゾイドの情報が載らないこともしばしばあり残念。


電撃HOBBY MAGAZINE【発行:メディアワークス 発売日:毎月25日】
1998年に創刊された新興の模型雑誌。なぜかゾイドに力を入れており、
アニメ復活以前にもかかわらず創刊号から「Zの伝説」というゾイドの特集をしていた。
またオリジナルのストーリーや設定も多く、
大異変以後の物語「ZOIDS戦記2089 CHAOTIC CENTURY」や
ボツデザインを元に開発系譜などの設定を作った「SMAC ZOIDS! B-PART」などが載っていた。
アニメ終了後もアイデア溢れる作例を載せており、
ゾイドファンなら見て損はない雑誌である。


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